セドナとUFOについて、前回、前々回と紹介してきましたが、今回は、セドナだけではなく、世界各地のパワースポットでUFOがよく目撃されるという点について考えてみたいと思います。
その形自体がエネルギーを生み出すともいわれているピラミッド。古くから知られているパワースポットですが、ピラミッドの周辺でもよくUFOが目撃されています。また、日本にも、ピラミッドではないかといわれている山がいくつかありますが、そういった山でもUFOの目撃談は少なくありません。長野県にある皆神山は、そもそも宇宙人が地球の基地として、反重力技術を駆使して作り上げたといわれているほどなのです。
なぜ、これほどパワースポットとUFOが結びつくのでしょうか? 皆神山のケースのように「補給基地としてパワースポットを利用している」という説があります。パワースポットとは文字通り、「強いパワー」が存在している場所です。現代の科学ではそのエネルギーを活用することは出来ませんが、宇宙旅行をするほど科学が進んだ宇宙人は、パワースポットのエネルギーを利用する方法を知っていて、それを補給するためにパワースポットを訪れるというわけです。いわば、UFOのガソリンスタンドといえるでしょう。
脳イメージ
新しいエネルギー源であっても、なんらかの補給が必要だと考えると、パワースポットがエネルギーの補給場所というのは、なかなか理にかなった考えといえます。ただし、この場合、UFOはかなり物理的な要素が強い存在ということになり、これだけ目撃されているにもかかわらず、未だにはっきりとUFOの存在が確定していないのは不自然なようにも思えます。
UFOが物理的な存在でないとしたら? 「パワースポットのエネルギーによって生み出されている」という考え方もあります。これは、生物のように生み出されているというわけではなく、人間の脳がパワースポットのエネルギーによって影響を受けた結果引き起こされる現象です。
人間の脳に磁気が影響を与えることで、目には見えない存在を感じたり、意識が拡張したりするという現象が、科学的な実験によってある程度確かになってきています。経頭蓋磁気刺激(TMS)という、元々は、運動機能障害を克服するための研究があります。これを利用して、カナダやオーストラリアの大学で精神面に影響を与える研究が行われているのです。この刺激と私たちが「現実」から受け取っている刺激を、脳は区別することが出来ませんので、リアルな幻覚が引き起こされます。このことと、幽霊が目撃される場所に磁場の異常が多く見られることから、幽霊というのは磁場の影響で脳がみた幻覚なのではないかという説も存在しています。
ピラミッドUFOの場合は、複数の人に目撃されるケースも多く、画像などで撮影されることも幽霊に比べて多いので、脳内だけの出来事とするのは厳しいものがあります。しかし、パワースポットが持つ磁場の影響で、脳が刺激を受けて高次元の何かを感じてしまったとしたら、その想念によって、その場に関連したなにかが生み出されるという可能性もあります。この場合は、宇宙などは関係なく、純粋に人間の想念が投影されたものであり、ロマンはありませんが、原理としては比較的現実的なものです。
皆さんは、どちらの説のほうがしっくり来るでしょうか? セドナという土地に立ってみると、その強いパワーを体感出来ます。これだけのパワーがあれば、UFOのエネルギーになりそうだと思うか、それとも人がUFOを生み出せると思うか、セドナにいったことがある人は、その時のことを思い起こしてみてください。いったことのない方は、是非一度セドナを訪れて、自らの身体で感じてみて下さい。もしかしたら、UFOを目撃することもできるかもしれませんよ?