明日、11月24日は「Thanksgiving Day」。日本語に直すと「感謝祭」となります。アメリカやカナダでは盛大に祝われますが、西洋の祭日を柔軟に取り入れている日本において、珍しくほとんど取り入れられていないもののひとつです。
アメリカのお祭りはキリスト教由来のものが多いのですが、こちらのお祭りは、アメリカ大陸へ移民してきた最初の人々が、持ってきた種が土地に合わずに餓死者すら出していたところを、ネイティブアメリカンの人々に助けて貰って危機を脱したことに感謝して彼らと共に食事会を開いたのが起源だとされています。
感謝祭イメージ
このことから宗教的な儀式などはほとんど行われずに、家族や親戚友人などと集まって盛大にパーティーを開くというのがアメリカの感謝祭の過ごし方となっています。しかしながら、そもそも、ネイティブアメリカンの人々はこの時期には秋の収穫を感謝するお祭りを行っていたということもあり、そういった行事が結びついて現在の形になったのでしょう。
アメリカ側からすると、ネイティブアメリカンへの感謝をあらわした日なのですが、ネイティブアメリカンからすると、移住者による略奪と虐殺のはじまりという見方をする一族もあり、この日にデモを行ったりもしているようです。
セドナはそんなネイティブアメリカンの聖地ですので、大地への感謝を捧げると共に、新大陸に希望を抱きながらも餓死してしまった人々や、その後、開拓時代に虐殺されてしまった人々へと鎮魂の気持ちも捧げましょう。
ワークを行う場所はどこでもかまいませんが、せっかくのセドナですので出来れば屋外で行いましょう。夜よりも日中の方がエネルギーが充実していてオススメです。まずは、大地への感謝を捧げます。
自分のみぞおちのあたりに、黄金のエネルギーが輝くところをイメージしましょう。チャクラでいうと第3チャクラとなります。感謝のエネルギーをその黄金に注ぎ込みます。感謝のエネルギーというのが具体的に想像出来なければ「ありがとう」という言葉を繰り返してみましょう。
しっかりとエネルギーを集めることができたならば、次はその黄金のエネルギーをどんどんと小さくしていきます。凝縮するごとにどんどんと黄金の光が強くなるのを感じましょう。お米サイズまで凝縮できたならば、そこに手のひらをあてます。
収穫イメージ
みぞおちから手のひらにエネルギーがうつります。手のひらにまばゆい輝きを放つ黄金の粒があるのをイメージしましょう。そうしたら、最後に大地にその黄金の粒を埋めます。手のひらを大地にあてるだけでもOKですし、イメージ力が強い方はつまんで普通の種のように埋めるのもいいでしょう。
大地に埋められた黄金の粒は一気に広がっていきます。まるで黄金の絨毯が大地に広がるように広がっていくところをイメージして、感謝を届けるワークは終了です。
次は鎮魂のために愛のエネルギーを届けましょう。方法はほとんど一緒です。今度は胸の中央、第4チャクラハートチャクラで、ピンク色の光をイメージして、同じように凝縮して、それを大地へと埋めましょう。最後にピンクの絨毯が大地に広がるようにイメージして、愛を届ける鎮魂のワークも終了となります。
どちらも、とてもシンプルですが、しっかりとそのエネルギーを届けることができます。といっても、行った人自身に何かがあるわけではありません。感謝も愛もリターンを求めて行うものではないからです。しかしながら、無償の愛や感謝は必ず巡り巡って大きなものとなって戻ってくることでしょう。
セドナからパワーを受け取るだけでなく、感謝祭だからこそ、あえてセドナにパワーを与えるというワークを行ってみて下さいね。