11月14日は、68年ぶりのスーパームーンでした。日本はあいにくのお天気で、ハッキリとその姿を見ることが出来た地域は少ないようですが、セドナでは美しいスーパームーンが見られたのでしょうか?
満月のあとは、月のエネルギーは陰の状態へと入っていきます。元々、月というのは太陽に比べると陰に属しており、夜に上ることからも、その真価は「陰」にあるわけです。つまり、ある意味では月のエネルギーを活用しやすいのは、月が欠けていく時期といえるかもしれません。
そんな月が欠けるタイミング、さらにまだまだ月が地球に接近している状態ですので、自らの陰のエネルギーに目を向けてみましょう。といっても、今回は精神的な面ではなく、よりエネルギー的なものです。精神的なワークを陰気が強くなっている時に行うと、不安定な精神状態の人は、鬱症状を引き起こしたりする可能性もあるので、あまりオススメ出来ないのです。
精神的にフォーカスせずに、陰のエネルギーに目を向けるということで、今回は単純にネガティブなエネルギーを浄化する方法です。特に、身体の内側にまでしみ通ってしまったようなネガティブなエネルギーを浄化するのは、今の時期がぴったりなのです。
ワークは行うのは夜となりますので、日中は「レッドロッククロッシング」や「ポイントキャニオン」といった女性的エネルギー、すなわち陰のエネルギーが強いヴォルテックスを訪れておくことをオススメします。そこで、体内に陰のエネルギーをチャージしておきます。
他に夜になる前に用意しておくのは、粗塩。セドナならば岩塩などを手に入れてみるのもいいかもしれません。夜になったら、お風呂にお湯を張りましょう。あまり熱くなく、長時間入れる程度の温度にしましょう。お湯が溜まったならばそこに粗塩を入れます。
身体を軽くシャワーで洗ってから湯船につかります。出来れば浴室の電気は消しておきましょう。湯船につかったらゆっくりと身体を振動させます。イメージ的にはクラゲになったように、微妙にゆらゆらと身体や手足をお湯の中で動かすのです。
その揺れと共にオーラや身体の中に溜まったネガティブなエネルギーが湯船の中に溶け出していくのを感じて下さい。たとえていうと、布についた黒いインクが何度も擦ることで、じわじわとしみ出ていくようなものです。ちょっと気持ち悪いかもしれませんが、真っ黒い虫が身体から出ていくようなイメージをしてみてもいいでしょう。
今の時期は陰気が活発化していますので、こうやって刺激を与えることで身体の外にネガティブなエネルギーを放出しやすくなるのです。体中のネガティブなエネルギーがしみ出たと感じるまで、ゆっくりゆったりと身体をふるわせてみてください。終わったならばお風呂から上がって、シャワーでしっかりと身体を洗い流します。湯船に溜まったお湯はすぐに抜いて、なるべく触れないようにしてください。
あとは、ゆっくりと寝るだけです。翌朝は出来れば夜明け前に起きて、太陽のエネルギーを吸収してみて下さい。ネガティブなエネルギーが放出されたことで欠けていた部分がセドナの大地と、太陽のエネルギーでしっかりと満たされますので、とても心地良くパワフルな状態になることでしょう。