セドナといえば、世界有数のパワースポットとして有名です。アメリカ国内はもちろん、世界中からそのパワーを感じようと多くの人が集まってきます。日本でも、最近では有名人が旅行で訪れるなど、その知名度はどんどんとあがっているといえるでしょう。そんなセドナに大地のエネルギーを感じるためではなく、空を見上げるために訪れる人が多くいる、というのは意外と知られていません。なぜ、空を見るのでしょうか? それはセドナが世界的なUFO目撃多発地帯でもあるからなのです。
UFOといえば、未確認飛行物体。宇宙人の乗り物だという説もあれば、四次元世界の乗り物であるという説、未確認の軍事兵器であるという説、そもそも物理的なものではなく、霊的な存在であるという説など、さまざまなことがいわれていますが、未だに正体がはっきりとわからないものですが、いまだに世界中で目撃され続けていることは確かです。
セドナUFO想像図
興味深いことに、UFOはパワースポットや古代遺跡などの上空に現れやすいといわれています。これは、パワースポットが放つ特殊な磁場がUFOをひきつけるともいわれていますし、エネルギー的存在なので、パワースポットと共鳴するなど、こちらも様々な説があります。もしかしたら、宇宙人が観光気分で地球の遺跡を見ている可能性も0とは言い切れません。
セドナでは多くのUFOが目撃されていますが、最も有名なものとしては「フェニックスライト事件」があげられます。1997年3月13日の夜7時から11時にかけて、セドナのすぐ近くにあるフェニックスで、1万人近くの人が不思議な光を目撃しました。これは、一般的なUFOのイメージとはちょっと異なり、V字型をした7つの光という形をしていました。
あまりにも多くの目撃者がいたことから、大きな騒ぎとなったこの事件ですが、後に、近くにあるアメリカ空軍基地が夜間訓練を行っており、その時に使用された照明弾であるという発表がなされて、一応の決着がついたとされています。しかしながら、一部の人はこの説に異議を唱えています。当時撮影された物体の光と、照明弾の光が違う性質をもっている主張する人もいますし、1997年以降も似たようなV字型のUFOがたびたび目撃されていることから、政府がなんらかの隠蔽工作を行っているという人もいます。
面白いことに、セドナで目撃されるUFOはV字型をしていたり、巨大な板状をしているなど、一般的なイメージである円盤形や、円柱型といったものはあまりありません。そして、現れるものが、かなり巨大であるというところも興味深いところです。なぜ、変わった形のUFOが現れるのか? 果たして、それにはどんな意味があるのか? 次回は、空に現れるUFOと、セドナの大地の繋がりについて、より詳しく紹介したいと思いますので、お楽しみに!