これからセドナを訪れようという方は、足の裏の感覚を鍛えておくことをオススメします。「急に何のことをいっているの?」と思うかも知れませんが、大地のエネルギーを感じる時に、足の裏というのは非常に重要な要素となってくるのです。
私たち人間は二足歩行する動物です。二足歩行することによって、高度な知能を獲得したともいわれています。二足歩行というのは本来は不安定なものであり、絶妙なバランスを取ることでそれを達成しているわけですが、普段はそのことをあまり意識せずに生活しています。
また、現代は屋外では靴、屋内でも靴下やスリッパなどに保護されて、素足で直接地面を感じるという機会が減ってきています。日本は西洋に比べると、裸足になる機会は多いですが、それでも室内の平面しか歩くことがないというのが現状です。そのような状態が続くと、いつしか足の裏の感覚が鈍くなってしまうのは当然でしょう。
そうすると、バランス感覚が低下し、年を取って体力が落ちると転倒の危険性なども出てくるわけですが、スピリチュアルな観点からすると、足の裏の感覚が鈍くなると「グラウンディング」が弱くなるという問題があります。
セドナ
グラウンディングとは、文字通り地球と繋がる感覚のこと。これがしっかりしていると、いわゆる「地に足のついた状態」になり、自然と物事を進めることが出来るようになり、何事にも落ち着いて対処することが可能となります。物忘れが激しい人や、すぐに感情が揺れる人はグラウンディングがしっかりしていないケースが多いのです。
グラウンディングを強くするためには、瞑想によって地球との繋がりを視覚化するという方法もありますが、最も手軽なのは、裸足で大地を歩くことです。アスファルトなど固い地面の上をいきなり歩くのは危険ですので、最初は芝生の上などをゆっくりと歩くだけでもOKです。
春の陽気が感じられる日が増えてきましたので、セドナに行く前に、まずはお近くの公園や緑地などに出かけて、裸足で歩く練習をしてみてください。そうすることで、自然と地球のエネルギーと繋がり、グラウンディングが強くなります。それと共に、鈍感になっていた足の裏の感覚も研ぎ澄まされていきます。最初のうちは足が痛かったりするかもしれませんが、慣れてくると身体全体のバランスが取れることがわかるでしょう。
スピリチュアルな面でも、足の裏が敏感になれば大地のエネルギーをしっかりと感じることが可能となります。このような練習をセドナに行く前に行っておくと、ヴォルテックスを訪れた時に、エネルギーを受け取りやすくなり、鋭敏に感じることが可能になるでしょう。強力なパワースポットだからこそ、それを充分に受け取るための準備を、今からしておきませんか?