今まで、セドナのパワーを取り入れる方法として、大地が持つパワーにフォーカスしてきましたが、今回は「水」について考えてみましょう。
日本でも広く知られている大地のエネルギーを活用する手法に「風水」があります。こちらは、古代中国で産み出された、大地のエネルギースポットを見つけ出し、それを活用するための方法ですが、名前からもわかるように大地の形だけでなく、「風」と「水」も重要視されています。
わき水が出てくる場所というのは、「風水的にいい場所である」という説があります。風水は、そもそも住みやすい場所を探し出すための智恵が起源ともいわれていますので、そういう意味では、人間にとって必要不可欠な物質である水が手に入りやすい場所を見つけることは重要だったわけです。
わき水
実用性という観点だけでなく、パワースポットには水が湧いていることは多いものです。日本では神社やお寺など、ご神水としてわき水が出ている場所が多くあります。それらは、神社だと御祭神と関連づけられたり、お寺だと弘法大師空海と関連づけられたりして大切にされています。
これらを見てもわかるように、わき水にはその土地のエネルギーがチャージされているといえます。地下に水脈が走っており、そこから水が地表に出てくるのがわき水なわけですが、その地下水が出来るためには、山に降った雨が長い長い時間をかけて大地に染みこみ、何層もの地層を通った末に蓄積される必要があります。これは場所にもよりますが、少なくても数十年という単位であり、場合によっては数百年もかかるいわれています。これだけの期間、山と大地を通ってくる水なのですから、その土地のエネルギーがこもっているのは当然です。
水イメージ
そんなエネルギーが込められた水を飲むとどうなるでしょう? 人間は身体の6割以上が水分で構成されていますので、身体全体へと効率よく広がっていくことになります。つまり、エネルギーが込められた水を飲むというのは、身体にエネルギーを取り込むための物理的手法としては、効果的で手軽な方法なのです。
ちなみに、アメリカで有名なパワースポットであるシャスタ山には、わき水が豊富に出ており、海外はもちろん、日本でも販売されている「クリスタルガイザー」はシャスタ山のわき水を作ったものです。
もちろん、セドナにもわき水が出るスポットは点在しています。シャスタ山のように世界的なミネラルウォーターではありませんが、セドナとフラッグスタッフを繋ぐ道沿いには、蛇口から勢いよくわき水が出ているポイントがあったり、森の中にわき水があったりしますので、せっかくならば、そういったスポットもチェックしてみてください。素晴らしいセドナのエネルギーを取り入れることが出来るはずです。